プライベートレッスン

 ウイズダム広東語学院では、今まで、プライベートレッスンを受けたいという要望には、あまり積極的に応じないようにしてきました。田講師が多忙な時間を遣り繰りしてできた授業時間で、「数人の方がメリットを享受できる」のと、「たった一人の人がメリットを受けるだけ」を比較すれば、複数の方がメリットを享受できたほうが良いと思えたからです。

 しかし、最近になって、プライベートレッスンによる素晴らしい成果を強く実感するケースが続いたため、プライベートレッスンの意味を再認識することになりました。ここに二つのケースをご紹介します。

【ケースそのT】

 一つ目のケースは、最初は通常クラスで開始した方です。色々な発音について、基本的な注意事項も覚えられない、声調も全く絶望的で、自分の発音が高い音なのか低い音なのか、音が上がっているのか下がっているのか、全く認識できない状態で、さすがの田講師も「救い様が無いか」と思ったほどの人でした。

 そのクラスが他の広東語クラスと合流するに当たって、その人はどうしても時間的な都合がつかなかったため、止むを得ずプライベートレッスンという方法を選択しました。お金が余って困っているひとではありませんから、プライベートレッスンは一大決心だったと思います。

 田講師はその人に「死ぬ気で頑張れ、若いんだから、いくら頑張ったって、そう簡単には死にゃしないよ」と言いました。そして、それからと言うもの、その人の問題点にだけ焦点を当てて徹底的に矯正を行い、驚異的な進歩を遂げて、全く別人のようになり、進度も元の同級生の進度を超えて驀進しています。

 殆ど奇跡としか思えないような激変振りです。人間はここまで変化できるんだと、本当に感動する大変化でした。

【ケースその2】


 二つ目のケースは、大変優秀な方。この人は、取り敢えずプライベートで開始して、少しやってから適当なクラスに合流するつもりでした。

 蓋を開けてみると、非常に優秀な人で、通常のレベルでは、1回の説明では中々理解できないような内容でも、1回の説明、しかも通常より簡略化した説明で、すぐに理解し、広東語の会話練習ドリルも極めてスムース、その結果、30時間の広東語授業で、通常の広東語クラスでは1年以上かかるレベルに達してしまいました。

 これから先はウイズダム広東語学院独創的なドリルも難しくなってくるため、通常クラスとの差は更に広がることは明白です。今後も通常クラスに移行しないほうが、金銭的、時間的、進度的、到達レベル的など、どの面からも有利だと思われます。


 以上の2例から、貴重な時間を一人の人のために使っても、十分に意義があると思うようになってきました。この2例から、プライベートレッスンのメリットが明確になってきます。それを以下に見ていきましょう。

【プライベートレッスンのメリット】

突き詰めて言えば、プライベートレッスンのメリットは「最大限の能力の発揮」と「時間の節約」です。

1、発音があまり良くなく、学習進度が遅い方
 
 この場合は、通常の広東語クラスの中ではその方だけに時間を掛けていることができませんから、気兼ねなく思う存分欠点を矯正することもできず、自分がよく分からないことが沢山あっても、他の生徒にとっては分かりきっていることなのではないかという恐れから、質問することもできず、問題が解決できないままに、分からないことがどんどん積み重なってゆくことになります。

 プライベートレッスンでは、これらの問題がすべて解決しますから、しっかりとした実力が着実に身につくことになります。


2、平均的なレベルよりずっと優秀な方

 優秀な方が「1」の説明で理解できるところを、通常の広東語クラスではレベルの低い方にも理解できるように「10」の説明をすることになりますし、ドリルをやるにも、優秀な方がプライベートでやれば「1」の時間で済むところを、クラスでは「10」の時間が掛かることに成ります。
 
 更に、その方にとって分かりきっていることは説明もドリルもやる必要がありませんから、その点でも時間の節約になり、通常の広東語クラスではタッチすることの無いハイレベルな内容についても、優秀な方のプライベートレッスンでは遠慮なく触れることができますから、この点でも大変有利になります。

 その結果、通常クラスの数分の一の時間で、しっかりとした実力を付けることが出来るわけです。

 現実問題、日本で2年間広東語学習した後、数百万円掛けて香港に2年間留学して帰ってきても、大抵の場合は当ウイズダム広東語学院の入門クラスに入ることになりますが、それを遥かに超える実力を1年も経たずに手に入れることができるのですから、そのメリットは計り知れないものがあります。

 勿論、優秀な方であれば、一定レベルに達するのに要する費用という点でも、クラスでの受講より有利になります。


3、通常クラスでは都合が合わない方

 早朝や日中など、広東語クラスが存在しない時間帯でも、プライベートレッスンなら受講可能です。この場合も、勿論分かりきったことに時間を使う必要もありませんし、2時間の授業でも自分の番があまり回って来ない等の時間の無駄でいらいらする必要はありません。

 
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